[FSN26005]
種名:スナメリ Neophocaena asiaeorientalis
発見日:2026年5月25日(月)
漂着場所:静岡県富士市中里2591-10 沼川の河畔 (N35.14300, E138.74119)
性別:オス
体長:180.6 cm
対応内容:河川内に迷入しているのが見つかり、のちに死亡。同日中にFSNで回収対応し、翌日に解剖調査を行なった。
これまでスナメリは駿河湾の外や入り口付近では見つかっていましたが、湾の奥で見つかったのは初めてです。スナメリとしてはかなり大きい個体で、痩せ気味でした。川に入り込んだ理由は不明です。
回収後は国立科学博物館による学術調査が行われました。
[FSN26006]
種名:ハナゴンドウ Grampus griseus
発見日:2026年5月25日(月)
漂着場所:静岡県沼津市大塚千本松原 地先海岸 (N35.117578, E138.804393)
性別:メス
体長: 250.0 cm
体重:198.5kg
対応内容:海岸で生きた状態で打ち上がっているのが見つかり、のちに死亡。同日中にFSNで回収対応し、翌日に解剖調査を行なった。
駿河湾ではハナゴンドウのストランディングはこれまでにもありますが、例は少ないです。ハナゴンドウの体は傷が白く残りやすく、年齢とともにだんだんと体が白くなっていきます。特に頭が真っ白になるのは成熟個体の特徴です。今回の個体は大きさと体の白さ、歯の磨耗具合から成獣と判断されました。
回収後は国立科学博物館による学術調査が行われました。
[FSN26004]
種名:スジイルカ Stenella coeruleoalba
発見日:2026年5月22日(金)
漂着場所:静岡県沼津市下香貫牛臥3056-26 牛臥山公園展望台の地先 (N35.071894, E138.862945)
性別:オス
体長:197 cm
対応内容:死亡した状態で漂着。24日(日)にFSNで回収対応し、解剖調査を行なった。
この時期、スジイルカは駿河湾内でよく打ち上がります。今回は珍しく比較的小さな個体でした。目立った外傷はなく、解剖でも特に異常は見つかりませんでした。
[FSN26003]
種名:スジイルカ Stenella coeruleoalba
発見日:2026年3月29日(日)
漂着場所:静岡県静岡市駿河区西島1380 大浜公園地先 (N34.936273, E138.406136)
性別:オス
体長:234 cm
対応内容:死亡した状態で漂着。翌日にFSNで回収対応し、解剖調査を行なった。
先週に続いてスジイルカのストランディングがありました。前回、今回と比較的新鮮な状態で発見され、そのまま迅速に回収、調査解剖することができました。解剖ではさまざまな学術機関、大学や博物館に研究材料として臓器や組織の一部を提供しています。
[FSN26001]
種名:スジイルカ Stenella coeruleoalba
発見日:2026年3月20日(金)
漂着場所:静岡県沼津市西浦木負 河内川河口(N35.01978, E138.87847)
性別:メス
体長:217 cm
[FSN26002]
種名:スジイルカ Stenella coeruleoalba
発見日:2026年3月20日(金)
漂着場所:静岡県沼津市西浦木負 河内川河口(N35.01978, E138.87847)
性別:オス
体長:246.2 cm
対応内容:午前中の発見時点では生きていたが、FSN到着時には死亡していた。翌日にFSNで回収し解剖調査を行った。
今回は2頭がほぼ同じ場所でストランディング(河口への迷入からの死亡)しました。どちらもかなり成熟しているので、親子ではないと思われます。スジイルカは昨年春頃には毎週のように打ち上がった種類です。春はイルカだけでなくさまざまな動物が活発になり、回遊したり行動範囲を広げたりするので、その一環で駿河湾にイルカが入り込むことが多いのではと考えられます。
東海大学海洋科学博物館は2024年10月末に一般公開が終了しました。そこで同館で展示されていたピグミーシロナガスクジラの全身骨格は、ふじのくに地球環境史ミュージアムに移され保管されることになりました。この全身骨格のお引越しをFSNも担当し、解体から運搬までを行いました。
ふじのくに地球環境史ミュージアムでは3月29日までその企画展を開催しています。
トピックス展「資料の保存、展示の保存」https://www.fujimu100.jp/exhibition/topix/13846/
ぜひ足を運んでみてください。